2007年3月24日(土)チェンマイ大学美術館構内にある、「ディンディー」というカフェでパーティーは行われた。「ディンディー」は、日本タイマッサージ協会名誉会長ソンバット・タパンヤ博士が指揮を執り造られた環境にやさしい土でできた家である。そこにチェンマイ大学で学んだ大熊あゆみさんがカフェをオープンしたのである。オープンを記念してパーティーもそこで行われることになった。お祝い事が2つ重なったパーティである。当日は、日本タイマッサージ協会チーフトレーナー大槻幸代が司会を担当し、大熊あゆみさんに通訳していただいた。
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日本ルースィーダットン協会特別顧問
ソンペット・コンウェート先生のご挨拶:
今日はタイの中のチェンマイでお会いできてうれしいです。私はルースィーダットンを教えている先生ですが、皆様がルースィーダットンに興味を持ってくれることを大変うれしく思っています。皆様がルースィーダットンを一生懸命行えば、心も体も幸せになりますよ。普段からルースィーダットンを実践することで、健康で長生きもできますよ。私は71歳ですがまだまだ元気です。昨年ルースィーダットンの商標登録の件で問題が起きましたが、ルースィーダットンは、古来インドのものが原型となり、タイでも250年前からの記録が残されており、誰のものというわけではなく、皆様が使えるものです。私もルースィーダットンを教えていますが、それはビジネスとしてではなく、皆様に健康になって欲しいと思うからです。皆様の幸せを祈っています。 |
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日本ルースィーダットン協会技術顧問
アピンヤ・タブキン先生のご挨拶:
ルースィーダットンは、セラピストが施術を行った後に行うことで疲れた体を癒すことができます。大槻氏がこの本が出版されたことにお祝いを申し上げます。そして、この本がたくさん売れることをお祈りいたします。 |
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日本ルースィーダットン協会名誉会長
ソンバット・トライスリスィップ先生のご挨拶:
この本の出版記念パーティーに来れたことをとてもうれしく思っています。ルースィーダットンは人類の宝物です。誰のものでもないし、皆さんが自由に行えるものです。ルースィーダットンは一人の仙人から生まれたものではなく、たくさんの仙人から考え出されたものです。そして、森の中で実践されてきたもので、自分の体を健康に保つための意味があります。よくインドのヨーガと比較されますが、実際の源流はヨーガよりも古いのです。そのルースィーダットンの伝統を守るために、ワットポーで商標登録する考えもあるのです。
そして、ソンバット・タパンヤ先生には、お礼を申し上げたいと思います。ソンバット・タパンヤ先生が大槻先生と引き合わせてくれたお陰で、ルースィーダットンを広めるきっかけとなりました。ルースィーダットンを実践する時に思い出して欲しいことは、この体操は、今だけのものではなく、先祖代々から受け継がれたもので、そこをきちんと理解して行って欲しいのです。この本の出版でより多くの人たちがルースィーダットンを知り、実践していけることをうれしく思っています。そして、これから社会の中でこのルースィーダットンが広まっていくと思います。私は、タイマッサージスクールの校長をしていますが、一つの学校の校長としてこの本が生まれたことをうれしく思っていますし、これからの発展を願っています。 |
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日本ルースィーダットン協会相談役
ソンバット・タパンヤ心理学博士のご挨拶:
大槻先生と何年も前にお会いできたことをうれしく思っています。そして、大槻先生がタイの伝統的文化に興味を持ってくれたことにもうれしく思っています。大槻先生はいつも一生懸命で、熱心に勉強され、今では一般のタイの人たちよりもずっと知識があり、技術に長けていると思います。もう一つうれしいことは、学ばれた知識を自分の中だけではなく、いろんな方々に広めているということです。私も大槻先生のまねをして、日本の合気道を広めていますが、大槻先生にはかないません。大槻先生にはいつまでもお元気でいて欲しいし、タイの文化を広めることでタイと日本の交流が生まれ、お互いが仲良くできることを願っています。 |
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日本ルースィーダットン協会会長
大槻一博のご挨拶:
本日はお忙しいところ来ていただいてありがとうございます。この本を書くために本当に色々な先生にお世話になりました。まずソンペット先生に80種類の古い形を教わりました。アピンヤ先生からは新しい115種類の形を教わりました。ソンバット校長には日本ルースィーダットン協会の立ち上げにご協力をいただきました。ソンバット博士には、ルースィーダットンの本の翻訳を担当していただき、本当に感謝しています。そして、最後に本物のルースィー・アヌソン・クハカン師にお会いすることができ、この本を書くことができたのです。今まで、色々な人に「今でもルースィーはいますか」と聞きましたが、「ルースィーはいないよ」というのが返事でした。しかし、ソンペット先生に、「今でもルースィーはいるよ」、「明日、車で連れて行ってあげるよ」といわれた時は、信じられませんでした。そのルースィーから「みんなを幸せにするルースィーダットンを広めなさい」というメッセージをいただき、この本ができあがりました。そのルースィーに出会うために、ソンバット先生、ソンバット校長、ソンペット先生というご縁があったのだと思います。そして、アピンヤ先生からは、タイの伝統医学の理論も学ばさせていただきました。私は、ただその出会いの道のりを歩いてきただけの気がします。出会った先生方に大変感謝をいたします。ありがとうございました。
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