2005年9月
「第6回武術と健康法の祭典」を開催し、新ルースィーダットンを紹介
9月23日秋分の日、「第6回武術と健康法の祭典」開催される。
今年も、武術と健康法の祭典実行委員会主催のもと、様々な分野の先生方が「未だ病ならざるものを治す」という予防医学の分野に貢献するために中央区総合スポーツセンターに集まりました。祭典では、日本や各国の武術及び健康法を紹介することにより、皆様の健康に関する知識を深めていただき、同時に各国に伝わる治療法を一日で体験することができます。そして、この祭典がきっかけで、治療家を目指す方が多いのも特徴です。
最初の健康法コーナーでは、日本タイマッサージ協会、河野トレーナーが「ルースィーダットン」を紹介しました。ルースィーダットンはタイ伝統の健康法で、脂肪燃焼効果、ストレッチ効果、凝りをほぐし歪みを治す効果が同時に得られる健康法です。始めて10分もすると汗をたっぷりかいている人が目立ちました。
模範演武では、西村3段が柔道の絞め技を披露しました。
次の健康法コーナーでは、三宗内家拳代表河田秀志先生による中国武術の「形意拳」の演武とダイエット法が紹介されました。中国武術の力を使わない動きの中に、体を緩ませる極意を感じた方も多くいたようです。
午後の健康法コーナーは、にこにこ気功会代表坂田先生と趙先生による中国気功法の紹介が行われました。今回は、スーパーボールを使った体を捻る動きが多い体操法で、誰でも簡単にできる気持ちに良い運動で評判が良かったようです。
模範演武では、中国武術・虎武門代表の川島一茂先生が酔拳と酔棍の演武が行われ、特に酔拳は初めて見る人が多く、その動きの変化自在さに驚かれたようだ。
その次の健康法では、日本タイマッサージ協会チーフトレーナーの大槻幸代先生とアシスタント吉岡佐知子によるタイマッサージとタイの健康器具を使った、家庭でできる簡単なマッサージ法が紹介されました。
模範演武では、体流法武術協会師範代の田中孝芳先生が、棒術を使った演武を披露した。そして、最後のコーナーでは「セラピストに必要なイメージの力」というタイトルで、体流法武術協会 大槻一博先生と島津接骨院院長島津兼治先生が自分のイメージを強化させる方法をいかに施術にする時に応用するかということを分かりやすく解説されました。
また、午前中から行われた治療法のコーナーでは、中国整体、整体治療、鍼治療、タイマッサージ、フットマッサージ、アロマハンドマッサージなどの施術が行われました。毎年このコーナーは人気があり、このコーナーを通して自分の体の悪いところに気づき、それがきっかけで、「未病を治す」という祭典の主旨にたどり着く方も多いようです。今年もまた、新たなるセラピストがこの祭典を通し生まれることでしょう。
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